集中力UP⁉ カフェで勉強するメリットやデメリットを解説! ☕
こんにちは!家では勉強が捗らず、カフェに行くと集中できる。
このように感じている方は多いのではないでしょうか。
本記事ではカフェで勉強するメリット・デメリットを詳しく解説します。
また、実際にカフェで勉強する際の注意点もあわせて紹介していきます。
この記事を読めば、メリット・デメリットはもちろんですが、人々がカフェで勉強する理由やその深い部分を理解できるでしょう。
カフェで勉強するメリット
目の前のことに集中できる。
カフェでは、目に入るものは基本的にテーブルとドリンクだけです。目移りすることはなく、必要なものを持ち込めば自然とやることに焦点が定まります。
「今日はこれ(テキストなど)を終わらせて帰ろう。」と勝手に目標が定まり行動することができます。
静かすぎないためストレスを感じにくい。
図書館などの静かな場所では些細な音が気になってしまいます。例えば、字を書く音やペンが落ちる音などです。カフェでは店内BGM、人の話し声、珈琲マシーンの音、その他の物音がたくさん聴こえてきます。これらの音は複合し雑音化します。人の声も大きすぎるということはなく、周囲の音と調和することが多いでしょう。
従って、カフェでは静かすぎず、うるさすぎないという適度な空間が出来上がり、音によるストレスは感じにくいでしょう。
寂しさが減少する。
人間は一人では孤独を感じる生き物です。同じ空間に人がいるだけで、自然と安心するでしょう。カフェに入ると、必ず周囲には人がいます。例え知らない人であっても、人間という存在が近くにいるだけで孤独感は減少するのではないでしょうか。
承認欲求がみたされる。
カフェでは、無意識のうちに自分はかっこいい、素敵だと自己承認することができます。
これは、カフェという空間が「お洒落」「上品」「高貴」というようなイメージがあるからです。そのような空間に自分がいることを想像すると、密かに「素敵な自分」になることができるでしょう。
周囲の人により効率が高まる
カフェでは、周りの人によって作業効率が高まるとう現象が起こります。これは「社会的促進」という現象で、作業や課題の遂行時にそばに他者がいることでその作業や課題の成績が高まるということを意味します。
席が近くの方が資格試験やテストの勉強をしていると、勝手に「頑張っているのは自分だけではないんだ」「一緒に頑張ろう」など集団意識のようなものを感じるでしょう。
非日常的な空間により、不足感が補える
カフェは、ライトアップされたお洒落な空間、自宅にはないお洒落なテーブルや椅子、綺麗なドリンク、何よりそれらを複合して生まれる全体的な「非日常感」があります。
多くの人は単調な毎日を送っています。しかし単調な毎日に飽きてしまう方もいるでしょう。現代はSNSが発達しており、他人のキラキラした生活がよく見えます。自分の生活と比較しどうしても「不足感」が生じてしまいます。
カフェでキラキラした「非日常感」を体感することで、日常的な「不足感」を補えるでしょう。
カフェで勉強するデメリット
お金がかかる。
長時間居座るとどうしてもお腹が空きます。ついサイドメニューを頼んでしまうでしょう。自宅ではお菓子を常備しておけばいつでも食べられますが、カフェではお店の商品を購入しなければなりません。継続して通えばどうしてもお金がかかってしまいます。
身体的疲労が溜まる。
人間は、同じ姿勢で一定の時間座っていると疲れます。カフェでは横に寝そべることや仮眠をとることができません。椅子も長時間座るには向いていないものがほとんどです。従って、長時間居座ると肩や腰に疲労が溜まってしまいます。
最近はハンモックカフェやベッドでくつろげるコンセプトカフェも出てきているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
身体を壊す。
1時間以上同じ姿勢でいると、特定の筋肉や関節に負担がかかってしまいます。これにより、「筋疲労」や「腰痛」、「猫背やスマホ首などの姿勢障害」が出現します。また水分をとらず足を長時間動かさないと、血流の流れが悪くなり「血栓」という血の固まりができてしまいます。これを「エコノミークラス症候群」と呼びます。
室温が合わない場合がある。
夏は来店したお客さんが心地よく感じてもようクーラーの温度を低めに設定されているお店が多いです。長く滞在すると寒くなり風邪をひいてしまいます。冬は暖房が弱い場合があり、通常より気温が低い日は寒く感じます。店員さんは動いているため寒さを感じにくく、室温が合っていないことに気付かない場合があるそうです。
長時間の利用は気を使う。
特に混雑時は、お店や周囲の方に気を使うことになるでしょう。お店から滞在可能時間が記載された札を渡されることもあります。一般的なマナーは守り、追加オーダーを頼むなど迷惑のかからないようにする必要があるでしょう。
カフェ中毒になる。
これは、依存症と同じ原理が作用することで起こります。人間の脳は非日常的な状況を「快楽」と認識します。すると、脳内にドーパミンという快楽物質が放出されます。そして、脳は学習し再びその行為をしたくなります。このドーパミンが過剰だと依存症を引き起こします。(※アルコール依存症やギャンブル依存症はこのドーパミンの過剰分泌が関係しています。)
カフェでの「非日常感」からも、同じような原理が働く可能性があります。依存症までには至らないでしょうが「癖」になる可能性は十分考えられるでしょう。
カフェで勉強する時に気をつけること
金欠にならないようにする。
カフェに行く頻度が多い方や、追加オーダーを頼んでしまう方は要注意です!美味しいフードメニューがたくさんあるため、空腹だと多めにオーダーしてしまうでしょう。対策としては通う頻度に気を付ける、事前に何か食べる、早朝や夕食後に行くなどが挙げられます。
適度に立ち上がったり移動をす
1時間に1回はトイレに行ったり外に出るなどして身体を動かしましょう。これをするだけで、帰宅時の疲労感は全く異なるでしょう。
夏は羽織物、冬は膝掛けなどを持っていく。
室温の変化に対応するため、かさばらない小さめの掛け物を持っていくとよいでしょう。カーディガンやチャック付きのパーカーなどが調節しやすくおすすめです。
周囲の迷惑にならないように気をつける。
これは、一般的なマナーに気を付けていれば問題ないと思います。具体的には、参考書を広げすぎない、音声学習や音楽を聴く場合は音漏れをしないようにする、混雑時は早めに切り上げる、などがあげられます。
自宅でも勉強する習慣をつける。
カフェでの勉強は効率的ですが、自宅でしかできない勉強法もあります。複数ある参考書を広げながら調べたり、声に出して覚えることです。自宅内でコツコツ勉強することは将来の自分にとって大変価値のある時間となるでしょう。
勉強におすすめのカフェチェーン4選
スターバックス
理念が人とのつながりを重視していることや、「サードプレイス」を提案し居心地のよい空間を作り出しています。「ワンモアコーヒー制度」もあり、安く追加オーダーができます。
またスターバックスは内装にかなりこだわっており、配置や配色により自然と気持ちが落ち着く構造になっています。本ブログでは、スタバの内装に関する記事を紹介しています。
内装にこだわったお洒落な空間で作業したい方や、コスパよく追加オーダーをしたい方にはおすすめです。
ドトールコーヒー
どの年代でも、どのようなシーンでも利用できるというコンセプトです。従って、「入りやすい」「気軽」というイメージが湧くでしょう。店内には分煙された喫煙ルームがあるため、タバコを吸う方でも入りやすいです。
ブレンドコーヒーSサイズ250円(税込)と低価格なのが特徴です。
カフェベローチェ
ベローチェとは、イタリア語で「迅速」を意味します。スピーディーな商品提供と気持ちのよいサービスに力を入れているカフェです。こちらも全体的に低価格となっており、2024年現在ブレンドコーヒー1杯280円(税込)となっております。お客さんはご年配の方が多く、年齢問わず過ごしやすい環境になっています。
コメダ珈琲
お席に個室感があるのが特徴です。プライベート空間を保ちながら勉強をしたい方、席に仕切りがほしい方にはピッタリです。他のチェーン店よりも、フードがかなり充実していることがあげられます。有名なシロノワールをはじめ、サンドイッチ、ハンバーガー、ケーキなどがあります。フード重視の方にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近はカフェで勉強をする人がかなり増えたと思います。カフェは上記のメリットを味わいながら、かつ勉強に集中できるとても素晴らしい場所だと思います。
気持ちのよい空間のためつい通いたくなってしまいますが、ハマり過ぎると大事なものを見失ってしまったり、身体を壊してしまう可能性があります。
上記のようなメリット・デメリットを理解した上で、工夫をしながらカフェを上手く活用していきたいですね。カフェを通して一人でも多くの方が有意義な時間を過ごせることを祈ります。