【腰スッキリ簡単ケア⑤】ぎっくり腰になったら安静だけでOK? 正しい対応3ステップ


「痛い!」「立ち上がれない…」
突然腰に激しい痛みが走って動けなくなる――そんな経験はありませんか?

ぎっくり腰が起こると、仕事も生活も一時ストップしてしまい、大変ですよね。
この記事を読めば、ぎっくり腰について理解ができ、「正しい対応」がわかります。


ぎっくり腰って何?

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛」と呼ばれます。

腰の筋肉や靭帯に急な負荷がかかり、損傷や炎症が起こることで、腰が強く痛む状態です。
わかりやすく言えば、腰の捻挫のようなものです。

ぎっくり腰はどんなときに起こりやすい?

  • 重い物を持ち上げたとき
  • 咳やくしゃみをしたとき
  • 起き上がろうとしたとき

このように、日常のちょっとした動きで起こることがあります。
特に疲労がたまっているときには注意が必要です。

ぎっくり腰になったら、やってはいけないこと

  • 急にマッサージやもみほぐしを受ける
  • 発症直後に運動やストレッチをする
  • 痛みが強いのに無理して動く

急性腰痛に運動(運動療法や体操)は推奨されていません。
筋肉や靭帯などの損傷している部分に余計な負荷をかけると、悪化する可能性があります。


ぎっくり腰が起きたときの3ステップ

ステップ1:まずは横になって安静

  • 外出先なら、横になれる場所に移動する 横向きは腰の負担を最小限に抑える姿勢だからです。
  • 移動が必要な場合は、タクシーの後部座席などで横になる

ステップ2:受診をし、必要に応じて薬やコルセット

  • 医療機関で非ステロイド性の鎮痛薬をもらう ※急性腰痛に対して薬物療法による早期鎮痛が推奨されています。(腰痛診療ガイドライン2019より)
  • 動かざるを得ない場合は、コルセットを一時的に使用する 腰の一時的なサポートや、痛みの軽減に役立つ可能性があります。

ステップ3:痛みが落ち着いたら、徐々に動き出す

  • 長期の安静は避け、少しずつ普段の生活動作に戻す 腰痛を悪化させないためには、痛みが緩和次第、日常生活を再開していくことが推奨されています。
  • 痛みに合わせて活動範囲は調整することが大切です。

まとめ

ぎっくり腰は突然起こる強い腰痛ですが、正しい対応を知っておくことで回復を早めることができます。

ポイントは以下の通りです:

  • 発症直後は無理に動かさず安静に
  • マッサージや運動療法は急性期では避ける
  • 痛みが落ち着いたら、無理のない範囲で徐々に日常生活に戻す

💡 ワンポイントアドバイス

仕事中にぎっくり腰が起きた際には、コルセットや腰回りのサポートグッズを一時的に活用し、痛みが強い場合は無理せず休む(早退する)ことが最も安全です。

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